望洋の猫

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googleマップの口コミの削除申請が通った話

経緯

google mapの、知り合いのお店に載った口コミがひどくて、その方がかなり困っておられた。内容はぼかすと、「不法投棄していたので警察に通報した」という感じ(事実無根だし、これが違うという証拠を出すことも可能)。新しい順に並べると上に出てきてしまう。

調べると、弁護士に依頼することもあるくらい削除はむずいこともあるらしい。しかし、今回の場合、その店が犯罪行為をしているという口コミの内容なので、案外通るのではないかと考えた。ただし私は利害関係者ではないので、そこがどうか。

 

取った方法

  1. 当該クチコミの右上に三点リーダが縦に並んだマークがあるのでそこを押す。
  2. 「このクチコミの問題点」というページの「法的問題」を押す。これ以外だとそれで終わりとどこかに書いてあった。
  3. 「お調べになりたいことを入力してください。」というのが出てくる。これは消去法で「法的な問題: まだ記載されていない法的な問題」を選んだ。
  4. リクエスト作成を押すと、google formで詳細を記載することができる。
  5. "上記の URL のコンテンツが違法であるとお考えの理由について、可能な限り具体的な法律の条文を引用し、詳しくご説明ください。 *"以下、書いたこと(要約)
    1. この口コミはこう主張している。
    2. しかし、こういう理由で事実無根であり、店舗側は証拠を出すことが可能である。
    3. この口コミはその店舗が○○という犯罪行為をしていると述べているが、これは公然と人の社会的評価を低下させており、名誉棄損罪に当たる。
    4. 名誉棄損罪の条文(wikipediaからコピペ)
  6. 余談だが、名誉棄損罪と侮辱罪の違いを知った。

 

Googleの反応

音沙汰が一切ないという話がネットにはあったが、なんと3日後にメールが来た。すごく簡素なメールで、ほんまか?と思ったが、実際に口コミは削除されていた。

内容としては、

  • 私が送った内容については調査済みであり、措置を講じた。ご安心ください。
  • さらに(?)詳しく調査できるよう、Google の担当チームにリクエストした。
  • この結果はあらためて連絡しないことがある。

さらに詳しく調査とはどういうことだろう(実際は⇡の2番目→3番目→1番目の順に書かれていたが、こう理解した)。本当に名誉棄損か調べて口コミを書いた人に警告でも出してくれるのだろうか。不思議な日本語だった。

 

ともあれ、削除されてよかった。内容が内容だけに削除可能だったのだろうが、参考までに。